
勝てそうで、勝てなかった――
昨日は田中晴也投手の快投で、オリックス相手に連勝。今日の先発は種市篤暉投手。調子が上がらず、怪我の具合もあり、ファンとしては期待と不安が入り混じるマウンドでした。
試合は、ロッテが先手をとります。
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鮮やかな先制──髙部のタイムリー
2回裏、寺地隆成選手のツーベースを起点に、チャンスを拡大。ここで髙部瑛斗選手がセンター前へタイムリーヒットを放ち、昨日に続きロッテが1点を先制します。
先制直後、さらに点を取りたかった場面ではありましたが、追加点が遠く感じられる展開に。
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種市、復活を感じさせる5回無失点
種市投手は、5回を投げて無失点。球数も100球に迫る勢いで、粘り強い投球を見せました。これまで課題だった制球もクリアしたとはいえませんが、ようやく「らしさ」が戻ってきた印象です。
しかし、リリーフ陣に継投された6回以降、試合はじわじわと動き始めます。
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リード守れず、逆転を許す
久しぶりのゲレーロ。6回表、中継ぎの継投直後に森友哉選手の四球等でピンチを招くと、若月選手に同点タイムリーを浴び、試合は1-1の振り出しに。
9回表、ツーアウトからの二塁打を皮切りに、代打・麦谷祐介選手にライト前タイムリーを浴びて勝ち越しを許します。回またぎの中森、踏ん張れませんでした。
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最後まで攻め続けるも
9回裏、ロッテはソト選手のツーベース、代打・岡大海選手のヒットで2アウト1・3塁のチャンスを作ります。スタンドの声援が一段と強くなるなか、藤原恭大選手が打席へ。しかし、結果は空振り三振…。あと一本が出ず、悔しい敗戦となりました。
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“勝てる試合だった”でも、次戦への糧に
7安打を放ちながらも得点は初回の1点のみ(オリは12安打ですが…)。種市投手の好投が実を結ばなかったのは残念でしたが、復調気配を感じさせる投球内容は確かな収穫です。
惜しい1敗。とはいえ、こうした試合の積み重ねが、次の1勝に繋がると信じたいところです。
そして友杉の守備!痺れました!!!!チームを救うビッグプレーを連発。
【きょうのまとめ】
種市篤暉投手が5回無失点の力投!――制球に苦しみながらも粘りのピッチングでファンの期待に応えました。
2回、高部瑛斗選手のタイムリーで先制!昨日に続く連続タイムリーでスタンドに沸きを届けました。
追加点が遠く…再三のチャンスを活かしきれず、悔しい1得点止まり。
9回表、代打・麦谷選手に勝ち越し打を浴びて逆転を許す…。あとアウト1つが遠かった中森俊介投手。
9回裏、2死1・3塁の場面で藤原恭大選手が三振。あと一本が出ず惜敗。
チーム7安打 vs オリックス12安打。それでも競り合えた“試合力”は確か。
友杉篤輝選手の守備が光った一戦!球場に痺れるプレーを残しました。
まめのき君のひとこと
「この姿、忘れない。種市さんが帰ってきたって…胸の奥で、たしかに思えたんだ。友杉さんの守備も最高だったよ!」

【試合データ】2025年5月28日(水)
※以下の試合情報は、NPB公式記録および主要スポーツメディアの報道をもとに整理・引用しています。
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試合結果:ロッテ 1 – 2 オリックス(ロッテの敗戦)
対戦カード:千葉ロッテマリーンズ vs オリックス・バファローズ
開催球場:ZOZOマリンスタジアム
試合開始:18:00
試合終了:21:19
試合時間:3時間19分
入場者数:26,847人
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【責任投手】
勝利投手:ペルドモ(オリックス)2勝1敗
敗戦投手:中森 俊介(ロッテ)1勝2敗
セーブ:マチャド(オリックス)8セーブ
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【本塁打】
オリックス:なし
ロッテ:なし
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【バッテリー】
ロッテ:種市 篤暉、ゲレーロ、木村 優人、中森 俊介 - 寺地 隆成
オリックス:エスピノーザ、ペルドモ、マチャド - 若月 健矢
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【試合経過】
●2回裏(ロッテ):寺地の二塁打を起点に、髙部のタイムリーで1点先制(1-0)
●6回表(オリックス):若月のタイムリーで同点(1-1)
●9回表(オリックス):2死から連打で1点勝ち越し(1-2)
●9回裏(ロッテ):反撃及ばず、三者凡退で試
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