
6月5日、ZOZOマリンスタジアムで行われた交流戦第2戦。ロッテは昨日の勝利に続き、勢いそのままに連勝を狙います。
先発はロッテが種市篤暉投手、巨人は山﨑伊織投手。どちらも安定感のある投手で、試合は投手戦の様相を呈します。
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先制はロッテ!藤原の2号ソロでリードを奪う
試合が動いたのは3回裏。藤原恭大選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、1-0と先制します。
スローカーブを捉えた鮮やかな一撃は、ノンステップで振り抜いた見事なスイング。昨日の山本大斗選手、藤岡選手に続いての一発でスタンドが沸いた瞬間でした。
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種市、気迫の128球
先発・種市投手は序盤から完璧な立ち上がり。4回まで四球1つだけでヒットを許さず、テンポの良い投球で試合を作ります。
5回、吉川尚輝選手に今日初めて許したヒットが同点ホームランとなり、試合は1-1の振り出しに戻りますが、それでも崩れずに投げ続けました。
終盤8回、ツーアウト満塁のピンチでも続投。吉井監督は、種市投手に託します。128球目、4番のキャベッジ選手をセンターフライに打ち取り、無失点に抑えてくれました!
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勝利を信じて――延長戦へ
投手陣の踏ん張りで延長戦に突入。
ロッテ打線は、山﨑伊織投手の前に藤原選手のホームラン以外は沈黙。5回以降は1安打に抑えられ、なかなか突破口を見いだせませんでした。
それでも、種市投手の粘投、中継ぎの木村優人投手の好リリーフで、試合はそのまま延長戦へと突入します。
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10回裏、劇的な幕切れ!
10回は、今季1軍にあがってから無失点ピッチングが続く坂本投手に継投。連続安打がありましたが、無失点に抑えてくれました。
…迎えた10回裏、先頭の山本大斗選手がヒットで出塁し、左翼手のエラーで二塁へ。愛斗選手が送りバントを決め、申告敬遠で満塁のチャンスに。
代打角中勝也選手はインフィールドフライに倒れ、代打岡大海選手もゴロ。
ツーアウト満塁で迎えた髙部瑛斗選手の打席。ここで――デッドボール!
押し出しでサヨナラ勝ち!選手たちは歓喜の輪をつくり、ZOZOマリンが歓声に包まれました。
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試合後は、スタンドから「たねいちー!」「藤原ありがとう!」と大きな声援が飛び交い、試合を通じて選手とファンの気持ちがひとつになった1日となりました。
ロッテはこれで交流戦2連勝。しかも緊迫したゲームで、延長をものにしたのは大きいのではないでしょうか。明日もこの流れで勝利をつかんでいきたいところです。
きょうのまとめ
種市篤暉投手が128球の熱投!8回を1失点に抑える魂のピッチング
藤原恭大選手が今季第2号ソロで先制!守ってはチームを救うスーパーキャッチ!
木村優人投手、坂本光士郎投手、リリーフ陣も無失点
延長10回、山本大斗選手の出塁から髙部瑛斗選手の押し出し死球で劇的なサヨナラ
ロッテ、交流戦で嬉しい連勝!勢いをもって次戦へ
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まめのき君のひとこと
たねいちさん、木村さん、坂本さん、ありがとうっ!!!
まりほーーー!!!

【試合データ】2025年6月5日(木)
※以下の試合情報は、NPB公式記録および主要スポーツメディアの報道をもとに整理・引用しています。
試合結果:ロッテ 2x – 1 巨人(ロッテの勝利・延長10回サヨナラ)
対戦カード:千葉ロッテマリーンズ vs 読売ジャイアンツ
開催球場:ZOZOマリンスタジアム
試合開始:18:00
試合終了:21:01
試合時間:3時間01分
入場者数:27,672人
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【責任投手】
勝利投手:坂本 光士郎(ロッテ)1勝0敗
敗戦投手:大勢(巨人)5勝2敗
セーブ:なし
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【本塁打】
ロッテ:
藤原 恭大(3回裏・ソロ=山﨑、今季第2号)
巨人:
吉川 尚輝(5回表・ソロ=種市、今季第3号)
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【バッテリー】
ロッテ:種市 篤暉、木村 優人、坂本 光士郎 - 寺地 隆成
巨人:山﨑 伊織、大勢 - 岸田 行倫
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【試合経過】
3回裏(ロッテ):
藤原 恭大選手のソロホームランで先制(1-0)
5回表(巨人):
吉川 尚輝選手のソロホームランで同点に追いつく(1-1)
10回裏(ロッテ):
髙部 瑛斗選手が押し出し死球を受け、サヨナラ勝ち(2x-1)
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