【2025年5月4日 ソフトバンク戦】
日本ハム戦での勝ち越しは、マリーンズファンにとって希望の光となり、ここから浮上していけるような兆しを感じさせてくれました。
しかし、オリックスにはサヨナラ負けと完封負け、ソフトバンクにも同じような内容で連敗と、厳しい展開が続いています。精神的なダメージがじわじわと蓄積していく状況です。
「いつでも応援していますよ!」と励ます気持ち、「傷つく前にあきらめよう…」と逃げたくなる気持ちが、心の中でせめぎ合います。
それでも、まめのき(筆者)の隣にいる「まめのき君」を見て、ふと立ち止まりました。「弱音を吐いていては、応援にならない」と。
今日も応援しよう。今日こそ勝とう。マリーンズ、ファイティン!ゴー、マリーンズ!!
この日の先発はロッテが小島和哉投手、ソフトバンクは前田純投手。ともに白星が欲しい両投手の対決です。特に小島投手は今季ソフトバンク戦でまだ勝てておらず(開幕戦、4月12日と続けて黒星)、三度目の正直に期待がかかります。
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■ 前半戦:じれったい攻防、先制の歓喜、すぐさま追いつかれる現実
初回~3回:塁には出るものの、あと一本が出ないいつもの展開
藤岡選手、髙部選手、藤原選手と、ランナーは出るものの得点にはつながらず。ソフトバンク先発・前田投手の制球も安定しない中、3回までで球数は50を超えましたが、満塁のチャンスで西川選手がライナーに倒れ、無得点に終わります。徐々に試合に重苦しい雰囲気が漂い始めました。
4回:ついに!ソト選手が均衡を破る2点タイムリー
髙部選手のヒット、友杉選手のプッシュバントヒット、藤岡選手の四球で、満塁のチャンスを迎えます。
そしてソト選手が左中間を破る2点タイムリーツーベースを放ち、ついにロッテが先制!
「ようやく!」「やっと点が入った!」と叫びたくなるような、待ちに待った先制点でした。
しかしその裏、ソフトバンクがすぐに反撃に出ます。牧原選手のヒットに続き、キャッチャー・嶺井選手が甘いフォークをレフトスタンドへ運び、同点となってしまいました。あっという間の2失点に、精神的なダメージも大きく感じられます。
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■ 中盤:若手継投の方程式、再び突き放される展開に
5回:木村優人投手、初球を痛打され逆転弾を浴びる
4回で小島投手がマウンドを降り、5回からは若手の木村優人投手が登板。先制後に即被弾したエースへ、吉井監督怒りの采配。しかしその初球、野村選手に左翼席へのホームランを浴び、逆転を許してしまいます。若手リリーフが流れをつくっている今季、方程式の出鼻をくじかれるような形になってしまいました。チームとして今後に影響する大きなエピソードになりそうです。
6~7回:じわじわと広がるビハインド
続く6回、小野投手が登板するも、牧原選手にこの日3本目となるヒットを許し、廣瀬選手のタイムリーで再び失点。スコアは3-4に。
さらに7回には菊地吏玖投手が登板しますが、ここでも1点を失い3-5と点差が広がっていきます。今のロッテ打線の状態では、この2点差が非常に大きく感じられる展開でした。
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■ 終盤:出塁するも…あと一本が出ず試合終了
8回:池田選手のヒットも得点にはつながらず
好調の池田選手が、この日3本目となるヒットで出塁。しかし、代打・角中選手のセンターフライ、藤原選手のライナーなど、惜しい当たりが続きながらも得点はなりませんでした。
9回:オスナ投手の前に三者凡退で試合終了
最終回はソフトバンクの守護神・オスナ投手が登板。ロッテ打線は三者凡退に抑えられ、最後まで反撃の糸口を掴むことができませんでした。
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【きょうのまとめ】
ソト選手が値千金の2点タイムリーで先制!
嶺井選手に同点2ラン、野村選手に逆転ホームランと痛い被弾
小島投手から木村・小野・菊地の継投も得点を防げず
チームはソフトバンクに三連敗、ついに最下位に転落…
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■ まめのき君のひとこと
「つらい…けど逃げない!ぼくらの“応援”は、順位じゃ止まらないっ!!」

【試合データ】2025年5月4日(日)
※以下の試合情報は、NPB公式記録および主要スポーツメディアの報道をもとに整理・引用しています。
試合結果:ソフトバンク 5 – 3 ロッテ(ソフトバンクの勝利)
対戦カード:福岡ソフトバンクホークス vs. 千葉ロッテマリーンズ
開催球場:みずほPayPayドーム
試合開始:13:00
試合終了:16:04
試合時間:3時間4分
観客数:40,142人
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【責任投手】
勝利投手:藤井 皓哉(ソフトバンク)1勝1敗
敗戦投手:小野 郁(ロッテ)0勝2敗
セーブ:ロベルト・オスナ(ソフトバンク)4S
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【本塁打】
ソフトバンク:
嶺井 博希(4回裏 2ラン)※今季第1号
ロッテ:なし
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【バッテリー】
ソフトバンク:前田純、尾形崇斗、藤井皓哉、オスナ - 嶺井博希
ロッテ:小島和哉、木村優人、小野郁、菊地吏玖 - 佐藤都志也
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【試合経過】
4回表:ソトの左中間2点タイムリーツーベースでロッテが先制(ロ3-2ソ)
4回裏:嶺井の2ランホームランでソフトバンクが同点に追いつく(ロ3-2ソ)
5回裏:野村勇のタイムリーヒットでソフトバンクが勝ち越し(ロ2-3ソ)
6回表:バッテリーエラーでロッテが同点(3-3)
6回裏:廣瀬のタイムリーで再びソフトバンクが勝ち越し(3-4)
7回裏:内野ゴロの間に三塁ランナー生還、追加点(3-5)
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