吉井監督の60歳の誕生日。過去2度の誕生日は“完封負け”という不名誉な記録があるだけに、今年こそ勝利を届けたい一戦でした。
ロッテ先発は西野勇士投手。4月の楽天といえば思い出されるのは2013年プロ初勝利を飾った仙台での登板。前日2回雨のノーゲーム、志願のスライド登板で7回無失点の快投。ホワイトセルが3発放った試合でもあり、筆者・まめのきがロッテファンになった日でもあります。
あの原点を胸に、今日もロッテと西野を全力応援!
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■ スタメンに田村&茶谷 打線の奮起に期待!
3番奨吾、6番山本という並びに加え、マスクは西野との相性も考慮して田村選手。ショートには一昨日に続き茶谷が先発出場しました。
前回完封された古謝投手をいかに攻略できるかがカギでしたが…
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■ 中島の一発に沈む…
試合は2回裏、楽天の中島選手に痛恨の3ランを浴び、先制を許します。
その後も西野は粘りの投球を見せましたが、5回には宗山の三塁打から浅村の内野ゴロで1点を追加され、序盤で4失点。
この日の西野は、球威・制球ともに安定感があっただけに悔やまれる内容でした。
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■ チャンスはつくるが、あと一本が…
4回表、ツーアウト一三塁から田村のタイムリーヒットでなんとか1点を返します。
毎回のように走者は出すものの、あと一本が出ない苦しい展開。ロッテの現状です。
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■ 宗山、若き才能に脱帽
5回にはショートの宗山選手がまさかのトンネルエラー。ロッテに流れが…と思いきや、その直後に初球を叩いてスリーベースを放つという驚きの対応力。
守備のミスをバットで取り返す姿に、ルーキーながら一流の片鱗を見せつけられました。
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■ ロッテ打線、最後まで沈黙
藤原、寺地、角中といった代打攻勢を仕掛けましたが、古謝とリリーフ陣を攻略できず。
内容としてもやや力負けの印象が残るゲームでした。
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【きょうのまとめ】
・吉井監督の誕生日に勝利のプレゼントならず
・西野、3ラン浴びるも粘投。想い出の地で奮闘
・楽天宗山の対応力が光る。ルーキーとは思えぬ存在感
・先発で勝てない、チャンスで打てない、チームとして我慢のとき
来週は、ZOZO西武戦で巻き返しを!
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【試合データ】2025年4月20日(日)
※以下の試合情報は、NPB公式記録およびスポーツメディアの報道をもとに整理・引用しています。
結果:ロッテ 1 – 4 楽天(敗戦)
対戦カード:東北楽天ゴールデンイーグルス vs 千葉ロッテマリーンズ
開催場所:楽天モバイルパーク宮城
試合開始:13:00
試合終了:15:59
試合時間:2時間59分
観客数:24,830人
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【責任投手】
勝利投手:古謝(楽天/2勝1敗)
敗戦投手:西野(ロッテ/0勝2敗)
セーブ:則本(楽天/5セーブ)
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【本塁打】
ロッテ:なし
楽天:中島(2回裏、3ラン)
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【バッテリー】
ロッテ:西野、中森、澤村、菊地 - 田村
楽天:古謝、加治屋、鈴木翔、則本 - 堀内
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【試合経過】
2回裏(楽天):中島の3ランホームランで3点を先制。
4回表(ロッテ):田村のタイムリーヒットで1点を返す。
5回裏(楽天):宗山の三塁打から浅村の内野ゴロで1点を追加。
以降:両チームとも得点はなく、楽天が4-1で勝利。
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