2025年4月9日 西武戦
一昨日、快勝で連敗を止めたロッテ。
その勢いを継続したいビジター戦の相手は西武。先発はロッテがボス、そして西武は與座投手です。
ビジターでの登板が続くボスですが、県営大宮球場でのイメージが出来ているようです。チームの勝ち頭として存在感を示してほしい一戦でした。
この日は4番に角中勝也選手、藤原恭大選手も3番に入り、立松由宇翔選手がプロ初の先発出場。
石川慎吾選手、ソト選手、友杉選手、西川選手はベンチスタートとなりました。
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ボスは立ち上がりから好調、打線は與座に沈黙
初回、ロッテは藤原選手が死球で出塁するも、髙部選手・藤岡選手・角中選手と倒れ無得点。
與座投手の高低・緩急を活かした投球に、序盤から攻めあぐねる展開でした。
一方の西武は、1回裏に先頭・西川愛也選手の打球を藤岡選手が華麗にさばき三者凡退。守備で流れを引き寄せるナイスプレーが光りました。
2回、ロッテは岡選手・寺地選手が倒れ、プロ初スタメンの立松選手もセカンドライナー。
雨が降るなか、ボスはテンポよく西武打線を抑え、2回までパーフェクト。球場の天候に影響されない冷静なピッチングが光ります。
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得点機逃す悔しさも…藤原の“肩”が救った3回
3回、ロッテは髙部・藤岡の連打で一二塁のチャンスを作りますが、藤原選手がセンターフライに倒れ得点ならず。
藤原選手の状態が心配される場面でもありました。
その裏、西武は源田選手のポテンヒットからチャンスを作ります。
モンテル選手のプロ初安打で先制されたかと思いましたが、前めに守っていた藤原選手の好返球で本塁を刺し、スタンドを沸かせました。
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最大のチャンス
5回、池田選手のツーベースからチャンス到来。小川選手の送りバント、髙部選手の死球で一三塁。
ここで一昨日ホームランの藤岡選手。セカンドライナーで併殺となり得点ならず…。この日最大のチャンスは得点に結びつきませんでした。
その裏、西武にワイルドピッチで1点を先制されるも、ボスは崩れず踏ん張り続けます。
立松の落球もありましたが、失点を最小限にとどめ、ゲームを壊さなかったのはボスの力でした。
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あと1点が遠い攻防
7回、甲斐野投手から寺地選手が四球で出塁するも、立松選手は送りバント失敗から三振。
代打・石川慎吾選手も打ち取られ、好機をつかみきれません。
ボスは7回まで力投。雨の中、無四球で相手を打ち取る姿に、エース級の気配が感じられました。
8回からは小野投手が登板し、西武の攻撃をシャットアウト。
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迎えた最終回…
9回表、平良投手を攻めきれず。
岡選手が三振に倒れた後、寺地選手が粘って四球を選び出塁しますが、立松選手は三振。
池田選手もセカンドフライで試合終了。雨の中、あと一歩が届かない悔しい試合となりました。
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【きょうのまとめ】
ボスは7回1失点と好投するも無援護
立松選手はプロ初スタメン、残念な内容だけど前を向いてチームを盛り上げてほしい
打線はチャンスを活かせず、1点に泣く惜敗
明日の予告先発は西野投手。西武はエース今井だけに簡単にはいかないけど、勝ちを掴んでほしい…。まめのきも、所沢で応援します!!
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【まめのき君のひとこと】
「雨のでもブレないオースティンの投球、ズシンと響いたよ。次は、報われる!」

【試合データ】2025年5月9日(金)
※以下の試合情報は、NPB公式記録および主要スポーツメディアの報道をもとに整理・引用しています。
試合結果:ロッテ 0 – 1 西武(西武の勝利)
対戦カード:埼玉西武ライオンズ vs 千葉ロッテマリーンズ
開催球場:県営大宮球場
試合開始:18:01
試合終了:20:36
試合時間:2時間35分
観客数:17,425人
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【責任投手】
勝利投手:與座 海人(西武)1勝0敗
敗戦投手:オースティン・ボス(ロッテ)2勝2敗
セーブ:平良 海馬(西武)8セーブ
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【本塁打】
西武:なし
ロッテ:なし
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【バッテリー】
西武:與座 海人、甲斐野 央、ウィンゲンター、平良 海馬 - 牧野 翔矢
ロッテ:オースティン・ボス、小野 郁 - 寺地 隆成
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【試合経過】
5回裏(西武):
一死二・三塁の場面で、モンテルが空振り三振に倒れるも、ボスのワイルドピッチの間に三塁走者・源田が生還し、1点を先制(0-1)
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