ロッテの現在地

【ロッテの現在地 No.13】ビジター9試合3勝6敗|残り35試合、何を見るか

とりあえずジャンプして、ビール飲むしかないかな😂

オールスター前、90試合を消化した時点で、ロッテは41勝46敗3分の5位でした。

そこから後半戦スタートの8試合を5勝3敗で終え、98試合時点では46勝49敗3分

借金は5から3へ。
4位オリックスとの差も1ゲームまで縮まり、まだ上を目指す現実は残されていました。

ただ、ここから待っていたのは3週連続6連戦

その前半3カードはすべてビジターで、相手はソフトバンク、西武、楽天。

前回の「ロッテの現在地 No.12」では、このビジター9試合をAクラス挑戦を左右する分岐点と書きました。

最低ラインは5勝4敗
目標は6勝3敗

苦手なビジター、しかも首位ソフトバンク、上位の西武を含む厳しい日程。 それでも、Aクラスを目指すなら最低でも勝ち越しが必要な9試合でした。

結果は、3勝6敗

厳しい日程だったとはいえ、最低ラインにも届かず。 Aクラス入りは絶望的になりました。

今日は、8月11日から8月20日までのソフトバンク、西武、楽天とのビジター9試合を振り返りながら、ロッテの現在地を整理していきます。

ビジター9試合の振り返り

首位との差を突きつけられたソフトバンク3連戦

カード成績:1勝2敗
  • 8/11 vs ソフトバンク ● 2-16
    3週連続6連戦の入口で16失点の大敗。モイネロ投手の今季初登板を攻略できず、首位との差を突きつけられる一戦に。
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  • 8/12 vs ソフトバンク ● 4-10
    打線は4点を奪うも、投手陣が連日の二桁失点。益田直也投手の9試合連続無失点は光りましたが、流れを止められず。
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  • 8/13 vs ソフトバンク ◯ 4-3
    田中晴也投手が約2か月ぶりの一軍登板で今季2勝目。上田希由翔選手、小川龍成選手の一発で、ソフトバンク戦の連敗を止める勝利。
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ビジター9試合の最初の相手は、首位ソフトバンク。

厳しい相手であることは分かっていましたが、初戦から16失点、2戦目も10失点と、投手陣が大きく崩れる形になりました。

田中晴也投手の復帰勝利で三タテは回避したものの、カードは1勝2敗。最低ラインの5勝4敗を目指すうえでは、いきなり苦しいスタートになった3連戦でした。

Aクラス直接対決で踏みとどまれなかった西武3連戦

カード成績:1勝2敗
  • 8/14 vs 西武 ● 0-7
    急きょブルペンデーとなった西武投手陣を攻略できず完封負け。小島和哉投手の通算1000投球回、立松選手のプロ初安打も得点にはつながらず。
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  • 8/15 vs 西武 ◯ 5-1
    ジャクソン投手が粘投し、西川史礁選手の好守、安田選手の“1ミリ”、8回の勝ち越し劇で勝利。まだ諦めない姿を見せた一戦。
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  • 8/16 vs 西武 ● 1-7
    毛利海大投手の“獅子キラー”発動ならず。初戦と似た苦しい展開となり、打線も9回の1点にとどまりました。
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ソフトバンク戦を1勝2敗で終えたあと、次に待っていたのは上位の西武戦でした。

Aクラスを目指すうえでは、ここで勝ち越して差を縮めたかったカードです。

8月15日は、ジャクソン投手の粘投と野手陣の集中力で大きな1勝をつかみました。ただ、前後の2試合は完敗に近い内容。Aクラス直接対決で踏みとどまり切れなかった3連戦だったと思います。

今季の消化試合が決まった楽天3連戦

カード成績:1勝2敗
  • 8/18 vs 楽天 ● 2-6
    山口航輝選手のバースデーアーチで先制するも、得点はその2点のみ。吉川悠斗投手は1年ぶりの一軍登板で5回3失点。
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  • 8/19 vs 楽天 ● 2-5
    ロング投手が2試合連続で3回降板。山口航輝選手の2試合連発22号は出ましたが、ビジター7カード連続負け越しが決まりました。
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  • 8/20 vs 楽天 ◯ 4-3
    小島和哉投手が6回を粘投し、中森投手、鈴木昭汰投手、横山投手の継投で逃げ切り。西川史礁選手の猛打賞、佐藤都志也選手のタイムリーもあり、連敗を止める勝利。
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ソフトバンク、西武に連続で負け越し、最後に迎えたのは6位楽天との3連戦でした。

最低ラインの5勝4敗を考えれば、ここは勝ち越しどころか、3連勝を狙いたかったカードです。

しかし、初戦と2戦目を落としてカード負け越し。最終戦で連敗は止めたものの、ビジター9試合は3勝6敗。Aクラスへの現実を考えるうえで、かなり重い結果となった楽天3連戦でした。

ホームに戻るまでのビジター9試合は、3勝6敗

ソフトバンク、西武、楽天の3カードすべてで負け越しとなりました。

前回No.12で置いた最低ラインは5勝4敗。そこに届かなかったことで、Aクラスへの距離はさらに重くなりました。

苦手ビジター、厳しい日程、上位との力の差。いろいろな現実を突きつけられた9試合だったと思います。

ロッテの現在地

打線の現在地

90試合時点で打率.238、OPS.657。98試合時点でも打率.238、OPS.658とほぼ横ばいでした。そして107試合時点では、打率.237とわずかに下がった一方で、出塁率は.306、OPSは.662まで上がっています。

ただ、ビジター9試合だけを切り取ると、印象はかなり変わります。98試合時点から107試合時点までの差し引きでは、9試合で24得点。1試合平均は約2.7点でした。

走者をためて一気に畳みかける攻撃や、劣勢の試合をひっくり返すつながりは多くありませんでした。

特に苦しかったのは、打線の中心になってほしい選手たちがなかなか状態を上げられなかったことです。佐藤都志也選手、ネフタリ・ソト選手に本来の怖さが戻り切らず、打線全体として厚みを作ることができませんでした。山口選手に頼り切りになってしまいました。

投手陣の現在地

今回のビジター9試合でも深刻だったのが、やはり投手陣です。

90試合時点でチーム防御率は3.61。98試合時点では3.55まで改善し、救援防御率も2.71まで良化していました。後半戦最初の8試合を5勝3敗で終えた背景には、救援陣の踏ん張りがありました。

しかし、107試合時点ではチーム防御率が3.77まで悪化。先発防御率は4.20、救援防御率も3.10まで下がりました。98試合時点で見えていた復調の兆しは、この9試合でかなり失われた形です。

差し引きで見ると、ビジター9試合は75回で58失点、自責点53。防御率は約6.36、WHIPは約1.69でした。1試合平均では約6.4失点。これだけ失点が重なると、打線が多少点を取っても勝ち切るのは難しくなります。

QS数は4つありましたが、大量失点で試合の流れを早い段階で失った試合が目立ちました。先発も救援も踏ん張り切れなかったことが、3勝6敗という結果に直結したと思います。

消化試合へ

90試合時点で、ロッテは41勝46敗3分。借金5の5位でした。

そこから後半戦スタートの8試合を5勝3敗で終え、98試合時点では46勝49敗3分。借金は3まで減り、4位オリックスとの差も1ゲームまで縮まりました。前回No.12では、まだ上を目指す現実をつないだ期間として整理しました。

しかし、その後のビジター9試合は3勝6敗。107試合時点では49勝55敗3分となり、借金は6まで増えました。せっかく縮めた差をさらに詰めるどころか、再び厳しい現在地に引き戻された形です。

打線は本塁打こそ出ましたが、9試合で24得点。投手陣は9試合で58失点。特に投手陣の崩れが大きく、試合展開そのものを苦しくしてしまいました。

後半戦最初の8試合で見えた前進は、このビジター9試合でかなり薄れてしまいました。

Aクラス入りが絶望的になった。
今季が消化試合になった。
そう感じざるを得ない、ビジターでの厳しい連戦となりました。

印象に残った選手

山口航輝|苦しいビジター9試合で、希望をつないだ一発

今回のビジター9試合で印象に残った選手を挙げるなら、やはり山口航輝選手です。

チームとしては3勝6敗。ソフトバンク、西武、楽天の3カードすべてで負け越しとなり、Aクラスへの現実はかなり厳しくなりました。

打線全体を見ても、9試合で24得点。1試合平均では約2.7点にとどまりました。走者をためて一気に畳みかける攻撃や、劣勢の試合をひっくり返すようなつながりは多くありませんでした。

その中で、山口選手の一発にはまだ期待を持てました。

8月18日の楽天戦では、バースデーアーチとなる先制2ラン。翌19日にも2試合連発となる22号ホームラン。

試合結果には結びつかなかった部分もありますが、チーム全体が重たい空気に包まれる中で、山口選手の打席には「何か起こしてくれるかもしれない」という雰囲気がありました。

もちろん、山口選手ひとりに頼り切りになってしまったことは、打線全体の課題でもあります。佐藤都志也選手、ネフタリ・ソト選手に本来の怖さが戻り切らない中で、得点の期待が山口選手の一発に偏っていた印象もありました。

それでも、今のロッテ打線において、山口航輝選手が中心にいることは間違いありません。

Aクラスが厳しくなった今、残り試合で何を見るのか。来季へ何を残すのか。そう考えたとき、山口選手が最後までロッテ打線の中心として立ち続けられるかは、大きな見どころになると思います。

苦しいビジター9試合の中で、山口航輝選手の一発は、ロッテファンがまだ前を向くための数少ない希望だったように感じます。

ここからの見どころ

残り35試合を、どう楽しむか

107試合を終えて、残りは35試合。

Aクラス入りは、かなり厳しくなりました。

もちろん、可能性が完全になくなったわけではありません。けれど、ここからAクラスを本気で信じてマリンに足を運ぶには、少し現実が重くなりすぎたようにも感じます。

正直、マリンに向かうワクワク感は少し減ってしまいました。

それでも、残り試合に見るものが何もないわけではありません。

西川史礁選手は首位打者争いに絡み、山口航輝選手も本塁打争いで上位につけています。横山陸人投手はセーブ王争い、鈴木昭汰投手もホールドポイントで結果を残しています。

チームとしての順位争いが苦しくなったからこそ、ここからは選手一人ひとりの成績や成長を、より強く見ていきたいです。

個人タイトルに届く選手が出るのか。来季の中心になれる選手は誰なのか。今の一軍メンバーの中で、最後まで存在感を見せ続ける選手は誰なのか。

そして、来季に向けた戦力整理という意味でも、残り35試合は大事な時間になると思います。

ファームとの入れ替えも増えてきました。若い選手にチャンスが与えられるのか。今季苦しんだ選手が最後に意地を見せられるのか。投手陣は崩れたまま終わるのか、それとももう一度立て直せるのか。

Aクラスを目指すワクワク感は、かなり薄れてしまいました。

それでも、ロッテの試合を見る理由はまだ残っています。

個人タイトル、来季への希望、若手の台頭、そしてマリンでしか味わえない空気。

今日ももうすぐ日ハム戦が始まります。順位だけではなく、来季につながる何かを探しながら見届けていきたいと思います。

…とりあえずジャンプして、ビール飲んで応援しましょ😊

まめのきロッテ - 勝つまで、帰りません。

最後までご覧いただきありがとうございました!
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