ロッテの現在地

【ロッテの現在地 No.15①】2026年シーズン総括|143試合の振り返り・希望と失速を繰り返した1年

おばんです!

ロッテの最終戦から約1ヶ月。

ドラフトも、日本シリーズも終わり、2026年のプロ野球もひと区切りとなりました。

少し遅くなってしまいましたが、今年最後の「ロッテの現在地」をまとめておこうと思います😊

サブロー監督初年度の2026年は、143試合63勝77敗3分、勝率.450の5位。

まずは、過去10年間のロッテを振り返ってみましょう。

過去10年のロッテと2026年の現在地

年 監督 順位 勝敗分 勝率 首位との差
2017 伊東 勤 6位 54勝87敗2分 .383 39.0
2018 井口 資仁 5位 59勝81敗3分 .421 28.5
2019 井口 資仁 4位 69勝70敗4分 .496 9.5
2020 井口 資仁 2位 60勝57敗3分 .513 14.0
2021 井口 資仁 2位 67勝57敗19分 .540 2.5
2022 井口 資仁 5位 69勝73敗1分 .486 7.5
2023 吉井 理人 2位 70勝68敗5分 .507 15.5
2024 吉井 理人 3位 71勝66敗6分 .518 18.5
2025 吉井 理人 6位 56勝84敗3分 .400 31.5
2026 サブロー 5位 63勝77敗3分 .450 28.0

※「首位との差」はシーズン終了時点のゲーム差。
※2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、120試合制で実施されました。

最下位だった昨年の56勝84敗3分からは、勝利数を7つ伸ばしました。

それでも勝率.450は、過去10年間で7番目。2020年を除いた9シーズンでは6番目という数字です。

2年連続のBクラス。

首位ソフトバンクとの差は28ゲーム。4位オリックスとはわずか1.5ゲーム差でしたが、3位日本ハムとは15ゲームの差が開きました。

昨年よりは前進した。

でも、上位とはまだ大きな差がある。

サブロー監督初年度は、そんな結果に終わりました。

開幕前、ロッテに何を期待していたのか

少し時間を戻して、2026年の開幕前から振り返ってみたいと思います。

昨年は福岡での開幕3連勝から一転、最下位に沈んだロッテ。

サブロー新監督のもと、光山英和ヘッドコーチ、西岡剛チーフ打撃コーチらを迎え、新しい体制でシーズンに臨みました。

ただ、オープン戦の内容は決して明るいものではありませんでした。

2026年オープン戦成績

  • 4勝11敗2分(最下位)
  • チーム打率 .225(9位)
  • 40得点(11位)
  • チーム防御率 3.42(12位)
  • 21盗塁(1位)

チーム打率.225、得点40、防御率3.42。

投打ともに不安が残る一方、盗塁は12球団トップでした。

特に期待していたのは、外野陣です。

藤原恭大選手はオープン戦打率.385で首位打者。髙部瑛斗選手も打率.305、7盗塁、得点圏打率.500と好調でした。

昨年新人王を獲得した2年目の西川史礁選手も、故障明けながら順調な仕上がり。

内野では小川龍成選手が打率.344と存在感を見せていました。

一方で、先発投手陣は開幕前から大きな不安材料でした。

種市篤暉投手やジャクソン投手のコンディション面も気になる中、ドラフト1位の毛利海大投手が開幕投手を務めることに。

開幕前の戦力分析では、「外野は完成形、先発は不安、カギは下位打線と若手」という見方をしていました。

不安はある。それでも、新しいシーズンが始まれば期待してしまう。

そんな気持ちで迎えた2026年でした😊

2026年シーズンの流れ

春から追いかけてきた「ロッテの現在地」。

2026年のロッテは、何度も上昇のきっかけをつかみながら、その流れを持続できなかったシーズンだったように感じます。

まずは、これまでの「現在地」で記録してきた8つの節目を振り返ります。

こうして並べると、上昇と失速を繰り返した1年だったことが分かります。

それぞれの時期に何が起こり、どんな思いでロッテを見ていたのか。過去の「現在地」も交えながら、あらためて2026年を振り返っていきます。

開幕の希望から、長い低空飛行へ

2026年のロッテは、毛利海大投手の開幕戦勝利、藤原恭大選手のサヨナラ打など、期待を抱かせるスタートでした。

しかし、開幕直後から打線は得点力不足に苦しみ、なかなか波に乗れません。

24試合時点では、打率.227、OPS.598、本塁打11本、得点76。いずれもリーグ最下位でした。

少しずつ長打の兆しは見え始めたものの、先発投手が長い回を投げられず、救援陣の踏ん張りに頼る試合が続いていました。

その後も浮上のきっかけをつかめず、5月13日には今季最大となる借金9を記録。

種市篤暉投手、藤原選手の離脱も重なり、チームにとって苦しい時間が続きました。

それでも、5月14日から今季初の4連勝。

交流戦前の46試合時点では21勝25敗。借金を4まで減らし、5位に浮上しました。

苦しみながらも、まだ上を目指す希望を残して交流戦へ向かいます。

交流戦で5割復帰。しかし、再び遠のいたAクラス

交流戦では、広島との初戦から3連勝!

ジャクソン投手の好投や、キャプテン・ソト選手の復調などもあり、18試合を10勝6敗2分の4位で終えました。

64試合時点で31勝31敗2分。

ついに借金を完済し、勝率5割に。

ただ、パ・リーグの上位球団も勝ち続けており、ロッテが勝ってもなかなかゲーム差は縮まりませんでした。

そしてリーグ戦再開後、再び失速。

交流戦終了から前半戦終了までの26試合は10勝15敗1分。オールスター前の90試合時点では41勝46敗3分、借金5の5位となりました。

一度は5割に戻したものの、Aクラスとの差は再び大きく開いてしまいました。

後半戦の希望と、ビジター9試合の分岐点

それでも、後半戦のスタートには明るさがありました。

最初の8試合を5勝3敗で終え、98試合時点では46勝49敗3分。借金は3まで減り、4位オリックスとの差も1ゲームに縮まりました。

益田直也投手の通算250セーブ達成もあり、まだ上を目指せる。そんな空気が残っていた時期です。

しかし、続く3週連続6連戦。その前半に組まれたビジター9試合が、大きな分岐点となりました。

相手は首位ソフトバンク、上位の西武、そして楽天。

Aクラスを目指すなら最低でも5勝4敗が必要だと考えていましたが、結果は3勝6敗。3カードすべてで負け越しとなりました。

107試合時点では49勝55敗3分。借金は6に増加。

後半戦の出だしで見えた希望は薄れ、ここでまめのきは、今季のAクラス入りを現実的な目標として追うことを諦めました。

自力CS消滅。そして、残り試合の見方が変わった

8月終盤には、山口航輝選手の本塁打がチームを沸かせ、ソフトバンク戦では5点差をひっくり返す劇的なサヨナラ勝利もありました。

それでも、チーム全体の流れは変えられませんでした。

8月29日の日ハム戦では、山口選手が4試合連続となる27号本塁打を放ったものの、7対9で敗戦。この試合で自力CS進出の可能性が消滅しました。

119試合時点では54勝62敗3分の5位。

ここからはAクラスではなく、4位への挑戦、個人タイトル、来季へ向けた選手の成長など、残り試合の見どころを探す時間になっていきました。

当時の「ロッテの現在地」

そして、シーズン終盤。

ひとつでも上の順位で終わりたいという願いは届かず、最後の24試合も9勝15敗。

2026年のロッテは、143試合63勝77敗3分、勝率.450の5位で全日程を終えました。

4位オリックスとの差は、わずか1.5ゲーム。

振り返れば、交流戦での5割復帰も、後半戦序盤の5勝3敗も、上昇のきっかけにはなりました。

その流れを持続できなかったこと。そして、開幕から見えていた課題をシーズンを通して解消できなかったこと。

この1年間を振り返るうえで、避けて通れない部分だと思います。

勝率5割、貯金3、4位、5連勝……追い続けた小さな目標

あらためて1年間を振り返ってみると、今年はいろいろな「チャレンジ」をしていたように思います😅

勝率5割チャレンジ。

貯金3チャレンジ。

4位チャレンジ。

5連勝チャレンジ。

シーズンが始まる前は、もちろんAクラス、そして優勝を夢見ていました。

けれど、苦しい戦いが続く中で、目の前の目標は少しずつ変わっていきました。

交流戦でようやく勝率5割に戻したときは、本当に嬉しかった。

後半戦序盤、4位まで1ゲーム差に迫ったときも、まだまだ夢を見ていました。

その一方で、勝ち越しや連勝を期待したところで足踏みし、せっかくつかんだ流れを手放してしまう。

そんなもどかしさも、何度も味わいました。

優勝争いでも、Aクラス争いでもない。

それでも、次の1勝に喜び、選手の一打に熱くなり、また新しい目標を見つけて応援する。

2026年は、そんな時間が長かったシーズンだったと思います。

結果だけを見れば、63勝77敗3分の5位。

決して満足できる数字ではありません。

けれど、143試合の中には、忘れられない勝利も、選手たちの成長も、心を動かされた瞬間もありました。

この1年間に何が起こり、何が変わり、何が変わらなかったのか。

「ロッテの現在地」を書き続けてきたからこそ、あらためて見えてくるものがある気がします。

次回は、数字で見る2026年のロッテ

今回は、開幕前から143試合終了までの流れを振り返りました。

何度も浮上のきっかけをつかみながら、結果としてAクラスには届かなかった2026年。

では、実際の数字にはどんな変化があったのでしょうか。

次回の「ロッテの現在地 No.15②」では、チーム成績、打撃データ、投手データを振り返り、2026年の強みと課題を整理していきたいと思います。

さらにNo.15③では、選手たちが残したものと、2027年へ向けた布石について考える予定です。

今年のロッテを、もう少しだけ一緒に振り返っていただければ嬉しいです😊

まめのきロッテ - 勝つまで、帰りません。

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