
おばんです!
ロッテの最終戦から約1ヶ月。
ドラフトも、日本シリーズも終わり、2026年のプロ野球もひと区切りとなりました。
少し遅くなってしまいましたが、今年最後の「ロッテの現在地」をまとめておこうと思います😊
サブロー監督初年度の2026年は、143試合63勝77敗3分、勝率.450の5位。
まずは、過去10年間のロッテを振り返ってみましょう。
過去10年のロッテと2026年の現在地
| 年 | 監督 | 順位 | 勝敗分 | 勝率 | 首位との差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | 伊東 勤 | 6位 | 54勝87敗2分 | .383 | 39.0 |
| 2018 | 井口 資仁 | 5位 | 59勝81敗3分 | .421 | 28.5 |
| 2019 | 井口 資仁 | 4位 | 69勝70敗4分 | .496 | 9.5 |
| 2020 | 井口 資仁 | 2位 | 60勝57敗3分 | .513 | 14.0 |
| 2021 | 井口 資仁 | 2位 | 67勝57敗19分 | .540 | 2.5 |
| 2022 | 井口 資仁 | 5位 | 69勝73敗1分 | .486 | 7.5 |
| 2023 | 吉井 理人 | 2位 | 70勝68敗5分 | .507 | 15.5 |
| 2024 | 吉井 理人 | 3位 | 71勝66敗6分 | .518 | 18.5 |
| 2025 | 吉井 理人 | 6位 | 56勝84敗3分 | .400 | 31.5 |
| 2026 | サブロー | 5位 | 63勝77敗3分 | .450 | 28.0 |
※「首位との差」はシーズン終了時点のゲーム差。
※2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、120試合制で実施されました。
最下位だった昨年の56勝84敗3分からは、勝利数を7つ伸ばしました。
それでも勝率.450は、過去10年間で7番目。2020年を除いた9シーズンでは6番目という数字です。
2年連続のBクラス。
首位ソフトバンクとの差は28ゲーム。4位オリックスとはわずか1.5ゲーム差でしたが、3位日本ハムとは15ゲームの差が開きました。
昨年よりは前進した。
でも、上位とはまだ大きな差がある。
サブロー監督初年度は、そんな結果に終わりました。
開幕前、ロッテに何を期待していたのか
少し時間を戻して、2026年の開幕前から振り返ってみたいと思います。
昨年は福岡での開幕3連勝から一転、最下位に沈んだロッテ。
サブロー新監督のもと、光山英和ヘッドコーチ、西岡剛チーフ打撃コーチらを迎え、新しい体制でシーズンに臨みました。
ただ、オープン戦の内容は決して明るいものではありませんでした。
2026年オープン戦成績
- 4勝11敗2分(最下位)
- チーム打率 .225(9位)
- 40得点(11位)
- チーム防御率 3.42(12位)
- 21盗塁(1位)
チーム打率.225、得点40、防御率3.42。
投打ともに不安が残る一方、盗塁は12球団トップでした。
特に期待していたのは、外野陣です。
藤原恭大選手はオープン戦打率.385で首位打者。髙部瑛斗選手も打率.305、7盗塁、得点圏打率.500と好調でした。
昨年新人王を獲得した2年目の西川史礁選手も、故障明けながら順調な仕上がり。
内野では小川龍成選手が打率.344と存在感を見せていました。
一方で、先発投手陣は開幕前から大きな不安材料でした。
種市篤暉投手やジャクソン投手のコンディション面も気になる中、ドラフト1位の毛利海大投手が開幕投手を務めることに。
開幕前の戦力分析では、「外野は完成形、先発は不安、カギは下位打線と若手」という見方をしていました。
不安はある。それでも、新しいシーズンが始まれば期待してしまう。
そんな気持ちで迎えた2026年でした😊
開幕前のまめのきチェック
2026年シーズンの流れ
春から追いかけてきた「ロッテの現在地」。
2026年のロッテは、何度も上昇のきっかけをつかみながら、その流れを持続できなかったシーズンだったように感じます。
まずは、これまでの「現在地」で記録してきた8つの節目を振り返ります。
2026年のロッテ|8つの節目
こうして並べると、上昇と失速を繰り返した1年だったことが分かります。
それぞれの時期に何が起こり、どんな思いでロッテを見ていたのか。過去の「現在地」も交えながら、あらためて2026年を振り返っていきます。
開幕の希望から、長い低空飛行へ
2026年のロッテは、毛利海大投手の開幕戦勝利、藤原恭大選手のサヨナラ打など、期待を抱かせるスタートでした。
しかし、開幕直後から打線は得点力不足に苦しみ、なかなか波に乗れません。
24試合時点では、打率.227、OPS.598、本塁打11本、得点76。いずれもリーグ最下位でした。
少しずつ長打の兆しは見え始めたものの、先発投手が長い回を投げられず、救援陣の踏ん張りに頼る試合が続いていました。
その後も浮上のきっかけをつかめず、5月13日には今季最大となる借金9を記録。
種市篤暉投手、藤原選手の離脱も重なり、チームにとって苦しい時間が続きました。
それでも、5月14日から今季初の4連勝。
交流戦前の46試合時点では21勝25敗。借金を4まで減らし、5位に浮上しました。
苦しみながらも、まだ上を目指す希望を残して交流戦へ向かいます。
当時の「ロッテの現在地」
交流戦で5割復帰。しかし、再び遠のいたAクラス
交流戦では、広島との初戦から3連勝!
ジャクソン投手の好投や、キャプテン・ソト選手の復調などもあり、18試合を10勝6敗2分の4位で終えました。
64試合時点で31勝31敗2分。
ついに借金を完済し、勝率5割に。
ただ、パ・リーグの上位球団も勝ち続けており、ロッテが勝ってもなかなかゲーム差は縮まりませんでした。
そしてリーグ戦再開後、再び失速。
交流戦終了から前半戦終了までの26試合は10勝15敗1分。オールスター前の90試合時点では41勝46敗3分、借金5の5位となりました。
一度は5割に戻したものの、Aクラスとの差は再び大きく開いてしまいました。
当時の「ロッテの現在地」
後半戦の希望と、ビジター9試合の分岐点
それでも、後半戦のスタートには明るさがありました。
最初の8試合を5勝3敗で終え、98試合時点では46勝49敗3分。借金は3まで減り、4位オリックスとの差も1ゲームに縮まりました。
益田直也投手の通算250セーブ達成もあり、まだ上を目指せる。そんな空気が残っていた時期です。
しかし、続く3週連続6連戦。その前半に組まれたビジター9試合が、大きな分岐点となりました。
相手は首位ソフトバンク、上位の西武、そして楽天。
Aクラスを目指すなら最低でも5勝4敗が必要だと考えていましたが、結果は3勝6敗。3カードすべてで負け越しとなりました。
107試合時点では49勝55敗3分。借金は6に増加。
後半戦の出だしで見えた希望は薄れ、ここでまめのきは、今季のAクラス入りを現実的な目標として追うことを諦めました。
当時の「ロッテの現在地」
自力CS消滅。そして、残り試合の見方が変わった
8月終盤には、山口航輝選手の本塁打がチームを沸かせ、ソフトバンク戦では5点差をひっくり返す劇的なサヨナラ勝利もありました。
それでも、チーム全体の流れは変えられませんでした。
8月29日の日ハム戦では、山口選手が4試合連続となる27号本塁打を放ったものの、7対9で敗戦。この試合で自力CS進出の可能性が消滅しました。
119試合時点では54勝62敗3分の5位。
ここからはAクラスではなく、4位への挑戦、個人タイトル、来季へ向けた選手の成長など、残り試合の見どころを探す時間になっていきました。
当時の「ロッテの現在地」
そして、シーズン終盤。
ひとつでも上の順位で終わりたいという願いは届かず、最後の24試合も9勝15敗。
2026年のロッテは、143試合63勝77敗3分、勝率.450の5位で全日程を終えました。
4位オリックスとの差は、わずか1.5ゲーム。
振り返れば、交流戦での5割復帰も、後半戦序盤の5勝3敗も、上昇のきっかけにはなりました。
その流れを持続できなかったこと。そして、開幕から見えていた課題をシーズンを通して解消できなかったこと。
この1年間を振り返るうえで、避けて通れない部分だと思います。
勝率5割、貯金3、4位、5連勝……追い続けた小さな目標
あらためて1年間を振り返ってみると、今年はいろいろな「チャレンジ」をしていたように思います😅
勝率5割チャレンジ。
貯金3チャレンジ。
4位チャレンジ。
5連勝チャレンジ。
シーズンが始まる前は、もちろんAクラス、そして優勝を夢見ていました。
けれど、苦しい戦いが続く中で、目の前の目標は少しずつ変わっていきました。
交流戦でようやく勝率5割に戻したときは、本当に嬉しかった。
後半戦序盤、4位まで1ゲーム差に迫ったときも、まだまだ夢を見ていました。
その一方で、勝ち越しや連勝を期待したところで足踏みし、せっかくつかんだ流れを手放してしまう。
そんなもどかしさも、何度も味わいました。
優勝争いでも、Aクラス争いでもない。
それでも、次の1勝に喜び、選手の一打に熱くなり、また新しい目標を見つけて応援する。
2026年は、そんな時間が長かったシーズンだったと思います。
結果だけを見れば、63勝77敗3分の5位。
決して満足できる数字ではありません。
けれど、143試合の中には、忘れられない勝利も、選手たちの成長も、心を動かされた瞬間もありました。
この1年間に何が起こり、何が変わり、何が変わらなかったのか。
「ロッテの現在地」を書き続けてきたからこそ、あらためて見えてくるものがある気がします。
次回は、数字で見る2026年のロッテ
今回は、開幕前から143試合終了までの流れを振り返りました。
何度も浮上のきっかけをつかみながら、結果としてAクラスには届かなかった2026年。
では、実際の数字にはどんな変化があったのでしょうか。
次回の「ロッテの現在地 No.15②」では、チーム成績、打撃データ、投手データを振り返り、2026年の強みと課題を整理していきたいと思います。
さらにNo.15③では、選手たちが残したものと、2027年へ向けた布石について考える予定です。
今年のロッテを、もう少しだけ一緒に振り返っていただければ嬉しいです😊

